GRAND SEIKO Hi-Beat "45GS" Silver Dial 1968
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1年保証
保証期間(1年間)内に、通常の使用において時計のムーブメント(内部部品)に不具合や調整が必要になった場合、本保証に基づき無償で修理または調整いたします。
精度測定 -2秒/日 振り角203° ビートエラー0.4ms
1968年に登場した45GSは、ヨーロッパの天文台コンクールで培われた技術を、店頭で買える一本に落とし込んだモデルです。グランドセイコーとして初めて毎時10振動(36,000振動)の手巻きムーブメントを搭載し、前年44GSで確立されたケースの造形文法をそのまま受け継いでいます。この個体はステンレススチールケースのRef.4520-8000。シリアルから、発売年である1968年5月の製造と分かります。
ケースはリューズを除く径36mm、ラグ間は40mm。鋭い稜線で交わる平面、広く取られた鏡面仕上げの側面、曲率を持たないベゼルと、田中幸夫が確立した「グラマー・オブ・デザイン」を最も純粋な形で体現しています。すべての面が歪みなく仕上げられており、光を散らすのではなく、面として返すことを意図した造形です。リューズにGSロゴが刻まれています。
文字盤はシルバー。ざらつきを押さえた細かなマット仕上げが光を柔らかく受け止め、立体インデックスの存在を際立たせています。カットされたバーインデックスと幅のある多面仕上げの針は、ケースと同じ「平面と面取り」の考え方で仕上げられ、十時位置には立体のSEIKOロゴが単独で置かれています。六時位置にはGS / HI-BEAT / 36000のプリントと、その下にこの時計を作った第二精工舎を示す小さなマークが入ります。文字盤には年相応の薄いシミが見られます。
ムーブメントは手巻きCal.4520。グランドセイコー初の36,000振動手巻きムーブメントで、第二精工舎製、25石。高い振動数はテンプを衝撃や姿勢差の影響から遠ざけ、現在は日差数秒以内で稼働しています。毎日ゼンマイを巻き上げる所作が、中の機械との距離を縮めてくれます。
ブレスはヴィンテージのメタルブレス。このリファレンスの純正品ではありませんが、ケースの鏡面と当時の雰囲気に合わせて選んでおります。手首周り17cmまで対応し、ラグ幅は18mmのため他のストラップへの付け替えも可能です。
正確で、端正で、まぎれもなくその時代のもの。Ref.4520-8000は、グランドセイコーのデザインと技術がひとつの場所で重なった瞬間を捉えた一本です。
HISTORY
1960年代を通じて、セイコーはスイスと直接肩を並べるためにヨーロッパの天文台クロノメーターコンクールへ挑戦しました。1967年のヌーシャテル天文台コンクールでは第二精工舎が企業賞シリーズ部門で第2位を獲得し、1968年のジュネーブ天文台コンクールでは、セイコー勢が腕時計部門の第4位から第10位を占め、機械式腕時計としては同コンクール史上最高位の成績を残しました。そこで培われた高振動化の技術は実験室に留まらず、1968年の45GSという市販モデルへと結実します。
1967年の44GSは、平面と鋭い稜線、歪みのない鏡面仕上げからなる「グランドセイコースタイル」を確立しました。そのデザインを引き継ぎ、中身を1秒10振動のCal.4520へ置き換えたのが45GSです。その後45系の一部はヌーシャテル天文台のクロノメーター検定に出品され、検定合格モデルとして販売されました。1969年には月差±1分以内を掲げた45GS V.F.A.へと発展します。2024年、グランドセイコーはこの45GSを復刻した限定モデルを発売し、文字盤に第二精工舎のマークをあらためて再現しました。
- 写真の腕のサイズは手首周り17cmです -
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